スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

8月, 2023の投稿を表示しています

wave a dead chicken無駄だとわかっているが・・

貧乏くじを引くdraw the short straw

よくドラマや映画などで「あいつは貧乏くじを引かされた」「損な役回りをさせられている」などと言った表現がされる事がありますが、英語にも(同じ世界で生きているので)そんな慣用句は当然あります。 それが、 draw the short straw=貧乏くじを引く 英英辞書などでは「少しも楽しくない仕事などに従事させられる役目を負う事」「誰もやりたがらない仕事を多くの人の中から選ばれる事」 となっています。 なので日本語に訳すると間違いなく 「貧乏くじを引く、損な役回りをさせられる」 に当てはまります。 この言い換えの慣用句もあります。 それが、 get the short end of the stick=貧乏くじを引く ただし、この表現はアメリカとオーストラリア英語の慣用句だそうです。 その証明として  Cambridge Dictionary にそう書かれていました。これが証明にならないとするならば実体験するしかなさそうですが。 https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/get-the-short-end-of-the-stick 似たような言い換えとして以下のようなものもあります。 get the rough end of the stick get the bad end of the stick give someone the bag to hold hold the bag leave someone holding the bag be left holding the bag have to deal with difficult tasks that nobody wants to do be treated worse than anyone else そもそもの起源は1400年代でこの言葉自体は1800年代という説明もありましたが、信憑性は現時点ではわかりませんでした。 参考までに下記に例文記事をリンクしました。 they’ve gotten the short end of the stick They want to leave him holding the bag くじ引きと言えば。 くじ引きと言えば、 室町幕府第6代将軍「足利義教(あしかがよしのり)」が「籤(くじ)引き将

back in the trenches激戦地へ戻る

back in the trenches激戦地へ戻る "trench" といえば以下のようなものがある。 「塹壕(ざんごう)(可算で複数形で使用される)」 「(深く細長い)溝(可算)」 「溝を掘る(他動詞、自動詞)、塹壕を守る(他動詞)」 「侵害する、接近する(自動詞)古い表現とも言われる」 しかし、この他にもよく使用される意味がありそれが 「最前線、第一線」 等々で "in the trenches" と表現される。 英英辞書では 「最も活動的で難しい仕事に取り組むこと」 などと訳されてもいる。 塹壕(ざんごう)といえば想像すると敵軍を目前に激しい戦闘が行われている場所なので他の待機している軍隊よりも刻一刻と状況が変化しているのを体感している激戦地だろう。 なので "back in the trenches" とは文脈によっては 「(ビジネスの)最前線に戻る」の他「(戦場の)激戦地へ戻る」 へとも解釈される。 「(ビジネスの)最前線に戻る」「(戦場の)激戦地へ戻る」という意味から以前もその場所に或いはそれと似た状況の所にいただろうと想像できるので「 再び (最前線へ) 戻る 」とも言える。 どうやらこういった使い方の場合 "trenches"と複数形が一般的のようだ。 "back in the trenches" を直訳しても"back in"は「〜の頃に(戻る、返り咲く)」という意味なので、「塹壕の中に戻る、溝の中に戻る」となるので後は文脈から判断してどういった状況に戻るのか想像できるだろう。   参照までに第一次世界大戦時の塹壕について述べている記事をリンクしておく。 https://www.history.com/news/life-in-the-trenches-of-world-war-i

ノミネーションとはnod(s)頷(うなず)くだけじゃない

英語で "nod" といえば 「うなずく、会釈する、(承諾の意味で)うなずく、うとうとする」 などの意味を思い浮かべる人が大半かと思いますが、気を付ける点が一つあります。 それは 「ノミネーション」 として使用されている事です。  いわゆる「推薦、指名、任命」等々の意味合い。 例えば参照までに CNN の記事を下記リンクを貼っておきます。 Taylor Swift leads with 8 nods as the MTV Video Music Award nominations are announced "leads with 8 nods"ですが、これだけ見ると?とクエスチョンマークがつく人もいると思いますが、文章中には次のようにも書いています。 Taylor Swift leads the pack with eight nominations , including a repeat ...... ここで 8つのノミネーション と一致する事がわかります。 "lead(s) the pack (with)"は「群を抜く、トップに立つ」 などに訳される事が多いようですが、この "leads with"も似たような意味合いになります。 念の為、和英辞書を見るとネット上では現時点では見つからなかったのですが、 英英辞書ではすぐに見つかりました。 定番のCambridge Dictionaryですが、そのリンクを下に貼っておきます。 https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/nod ちょっとスライドさせれば" a  vote  or  nomination ...... "と説明が続くのですぐにわかる事でしょう。 例文 He received a Nobel Peace Prize nod for his role in Horn of Africa. その他の英英辞書にも載っていました。 下記参照リンクはCollins Dictionaryのものです。 https://www.collinsdictionary.com/dictionary/english/nod これもちょっとスクロールす