back in the trenches激戦地へ戻る
"trench"といえば以下のようなものがある。
- 「塹壕(ざんごう)(可算で複数形で使用される)」
- 「(深く細長い)溝(可算)」
- 「溝を掘る(他動詞、自動詞)、塹壕を守る(他動詞)」
- 「侵害する、接近する(自動詞)古い表現とも言われる」
しかし、この他にもよく使用される意味がありそれが
「最前線、第一線」等々で"in the trenches"と表現される。
英英辞書では「最も活動的で難しい仕事に取り組むこと」などと訳されてもいる。
塹壕(ざんごう)といえば想像すると敵軍を目前に激しい戦闘が行われている場所なので他の待機している軍隊よりも刻一刻と状況が変化しているのを体感している激戦地だろう。
なので"back in the trenches"とは文脈によっては「(ビジネスの)最前線に戻る」の他「(戦場の)激戦地へ戻る」へとも解釈される。
「(ビジネスの)最前線に戻る」「(戦場の)激戦地へ戻る」という意味から以前もその場所に或いはそれと似た状況の所にいただろうと想像できるので「再び(最前線へ)戻る」とも言える。
どうやらこういった使い方の場合"trenches"と複数形が一般的のようだ。
"back in the trenches"を直訳しても"back in"は「〜の頃に(戻る、返り咲く)」という意味なので、「塹壕の中に戻る、溝の中に戻る」となるので後は文脈から判断してどういった状況に戻るのか想像できるだろう。
参照までに第一次世界大戦時の塹壕について述べている記事をリンクしておく。
コメント
コメントを投稿