「大山鳴動して鼠一匹」とは言い換えると「大袈裟に騒ぎ立てたわりに結果はただのネズミ一匹」、つまり「騒々しく喧伝したわりに結果は小さい」みたいな意味合い。
*大山鳴動(泰山鳴動):たいざんめいどう例えば多額の予算を使って広告展開したわりに売上は全くお粗末なものであった場合にも使用できる。
この諺はなんか日本か或いは中国のような雰囲気があるが元々は古代ローマの詩人「Horace:ホラティウス」によって創作された詩だそうだ。どうやら明治あたりに日本が西洋の言葉を輸入する際にそれらしい雰囲気を持って翻訳された諺がこれらしい。
元々のフレーズは以下とされている。
Parturient montes, nascetur ridiculus mus
それを英語に訳したものは沢山あるが、例えば以下のようになる。
Mountains will labour: what’s born? A ridiculous mouse!
他にも以下のような言い方も多く見かける。
The mountains have brought forth a mouse.
"bring forth"=「生み出す」
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