スキップしてメイン コンテンツに移動

wave a dead chicken無駄だとわかっているが・・

韻を踏むとは?例えば英語と日本語を混ぜて韻を踏んだ短文を作ってみた

韻を踏む事に関してはざっくり書くと一定の短いフレーズの中に同じ音を持つ違う意味を並べたりする事だが、そこにリズム良く入れたり内容の深いものにしていく事で洗練さといったセンスが問われてくる。
ちょっと英語と日本語を混ぜて韻を踏んだ短文を作ってみた。

総理's sorry for eating sauries.「総理がサンマを食べてザンネン無念」

ちょっとダジャレの意訳だが日本語訳にも韻を踏ませてみた。

ところで最近流行りのチャットGPTでまず初めに英語と日本語を混ぜて韻を踏んだ短文を作ってもらえないか試してみたがなかなかうまくいかなかった。
しかし、いくつかはできた。
一応ネットで完全一致するか検索してみたが、文全体で一致するものはなく各々短いフレーズではあった。
中には間違って解釈したものもあるが、もし手間取らずに作る法則を教え込めば言語を覚えるのにも役立つように思う。

こちらは割と提示した条件に近い。

"Sunshine on my face,
眩しいね、あなたは my grace.
The world is my stage,
私の未来は bright, no rage."

*your graceだと一時期の王に対する呼称所謂「陛下」みたいな感じのようですが、"my grace" だと何でしょう。ネットでは「私の恵み」というのがでましたが何か違うような?
"rage"といのうはよく知られた「激怒、憤怒、猛威、大流行のもの」などの意味で、アメリカの映画"Raging Bull"が有名。この"rage"は"courage","orage(フランス語で嵐、雷雨)"などで使われているように、何かしら激しい感情か強いエネルギーのようなものを感じる。

こちらはもっと洗練された短文は作れるか聞いてみて作ったものだが、単に英語を日本語に訳しただけで条件と違う。ただ英語のほうは割とよくできた韻を踏んだ短文になっている。

"In the glimmer of the moon,
a lonely loon croons its tune.
The misty morning breeze 
whispers secrets to the trees.
月の輝きの中で、一羽の孤独なカモメが歌を歌う。
霧の立ち込める朝の風が、木々に秘密を囁く。"

"glimmer" というのは「ぼんやりとしたほのかな光、チラチラ光る、微かな光、気配」を意味しています。"a glimmer of hope"で「かすかな希望の光」というのはニュースでも割とみます。
* "loon"はチャットGPTでは「カモメ」と訳されているが、日本語では「アビ」と紹介されているものが多い。「水潜り鳥」とも訳されているのでその総称だろうか?画像検索する限り「アビ」と「カモメ」は見た目だいぶ違うが。ちなみにこの "loon"は「愚かな人、怠け者」という意味合いもある。
*"croon"というのは「優しく感傷的に歌う」こととされており、英英辞書では「感性豊かに低い声で甘く歌ったり語ったりすること」とされている。
*そして"tune"は「曲、旋律、調べ」などだ。
*"morning breeze "といのうは「朝の風」でこの呼び方は意外に多くある。

もう一度やってもらったが上記と同様に英語はよくできている。

"The night sky so vast
Stretches on till the last
Stars twinkling, casting light
On dreams we chase through the night."
「闇夜の空広く広がり 果てしなく続く空路
 星々が瞬くその輝き 追いかける夢を照らす」

*"Stars twinkling"の"Stars twinkle"は訳語まんまだが「星々が瞬く」とまとめて覚えておくといい。
*"chase through "は「追いかける」

リクエスト内容を変えて試行錯誤を繰り返しついにリクエストにかなり近い回答を得ました。

"Every day is new
私のハートは君と悠久。 
Cherry blossoms bloom
Together we'll make our room."

*「悠久」とは「ゆうきゅう」

"Rainy days make me blue
でもあなたがいれば、心に rainbow hue
雨宿りもいいけど、 あなたとならば、
どんな storm だって耐えられ。"

*"hue"は「色、色合い、色調、特色、傾向」

"Shine on, 星よる
My heart beats, 狂わせmy sight
 We dance, 揺らめく light
Together, 喜びに満ちた flight"

そしてこちらは上記の過程を経て日本語、英語、中国語を混ぜて韻を踏んだ短文を作るようにリクエストしたものです。

"Green trees, blue skies
白雲浮か my eyes
春風に舞 leaves
在我心中綻放 peace.
青い, red flowers
自由自, life is ours."

*「綻放出」(zhànfàng chū)、「自由自在」(zìyóu zìzài)。この「綻放出」の「綻放(zhànfàng)」はどうやら「(花)が開く、咲く」という意味らしい。
この日本語、英語、中国語を混ぜてつくったものはすぐには作れない高度な文章じゃないでしょうか。
実際チャットGPTでもかなり試行錯誤してリクエストし続けた結果です。
あくまで結果なので、何かしらすぐにリクエスト通りの結果が出せる方法もあるかもしれないことには留意が必要です。
rhyme(ライム)韻を踏んだ日本語と英語と中国語の文章を作ってみた


コメント

このブログの人気の投稿

ドコモAndroidスマホ上のカレンダーをPCのgoogleカレンダーと同期させたい時

おそらくここに辿り着くくらいだからよほど求める答えがネット上には転がっていなかったドコモユーザーだろうと思う。 できなかったユーザーをまとめると、 スマホで相手と話しながらPCのカレンダー上でスケジュールを確認したいのにスマホのカレンダーと同期していないのでスケジュールの内容がスマホとPCで一致しない。 スマホ上ではGoogleカレンダーにcom.android.nttdocomoを同期させてスマホ上ではきっちりカレンダーに表示されているのにPCからGoogleカレンダーを見ても全く反映されていない。 Googleカレンダーから自分のスマホに招待状を送ってみたが、どうも違うらしい。 ドコモカレンダーのストレージ等をやってみたが関係なさそうだ。 といったことをやってみたと思われる。 *便宜上ここではドコモカレンダーと書いているがアプリ名は「スケジュール&メモ」。 おそらく今までは スマホホーム画面に初期設定のドコモカレンダー を表示させていてそこに随時相手と話しながら予約や約束時間をその場で入力できるようにしていたのではないだろうか。 結果的にはドコモカレンダーはPCのグーグルカレンダーには(これを書いている時点では)同期できないようなんだが、ここは逆転の発想で Googleカレンダーを常にスマホホーム画面に表示 させ予定ができた時はそこに予定を書き込めばいい。 そうするとスマホで予定を記入したGoogleカレンダーの内容とPC上で見られるGoogleカレンダーが完全に一致でき、 スマホで誰かと話していてもPC上でスマホのカレンダー内容と全く同じ内容のものが見られる ので、間違いを心配する事なくまた予定が重複するミスも減らす事ができ充実したカレンダーライフを過ごす事ができるのだ。 スマホのホーム画面にGoogleカレンダーを表示させる方法 参考までにスマホのホーム画面にGoogleカレンダーを表示させる方法は、(あくまでAndroidスマホではの話だが)ホーム画面上で空きスペースを確保しそこで長押しすると「ホーム設定」「ウィジット」「壁紙」等が表示されるはずだ。その「ウィジット」を選択すると選択肢の中にまさにそのGoogleカレンダーが「カレンダー」という名で表示されているのでそれを選択肢空きスペースにおけばいいだけだ。(どうやらカレンダーのサイズは調節できるらしい)

決してしないthe last man to doとは

2023年1月追記。 the last A to B については下記過去の説明文を見ていただけたらいいと思うが、この"the last (man)"には慣用句(idiom)で使用されていて正確には "to the last (man)" だが、意味としては 「最後の一人まで一人残らず死に至るまで、全員尽く(ことごとく)、一人残らず」 のような意味合いがある。言い換えるなら "until every person is dead, until all the men in a group are defeated". など。 例えば、 They pledged themselves to fight to the last man.(彼らは最後の一人になるまで戦う事を自身に誓った) ちなみに "to a man"も似たような意味で「一人残らず」 といった意味合いになる。ただ英英辞書では "to the last (man)" の説明文に「ある集団が一人残らず死に至るまで」と書かれている事がこの時点では若干多い印象があるのに対し "to a man"は単に 「ある集団が一人残らず」にとどまっている事が多い印象を受ける。 オリジナル原稿は2015年11月28日作成。 the last A to Bとは直訳すると「Bをする最後のA」という事で「決してBしないA」という意味になる。 例えば、 He is the last man to run away from that.(彼は決してそれから逃げたりしない) I am the last man to shut out the sight.(私は決してその光景から目を背けたりしない) ちなみにthe last A that Bという言い方もある。 例えば、 The CEO is the last person that I want to see now.(CEOが今一番会いたくない人だ)

賊喊捉賊(ぞくかんそくぞく)とは賊が他人を賊呼ばわりして捕まえろと叫ぶ

賊喊捉賊(zéi hǎn zhuō zéi)(ぞくかんそくぞく) とは「 賊が他人を賊呼ばわりして捕まえろと叫ぶ」 *簡体字:贼喊捉贼 つまり 「 泥棒など悪事を働いた者が逃げ切るために或いは善良を装って人を騙し他人の誰かをスケープゴートにして『あいつが泥棒だ!』『あいつは嘘つきだ!』等々真実性のある言い方をもって大勢の目を無実の人間に振り向ける事」 を言います。 *別の小物の泥棒に注意を向けさせ大物の泥棒が逃げる場合にも使用される事があるのではないでしょうか。 とにかくむちゃくちゃ悪い奴です。 発音は中国サイトであるようですが英英辞典サイトのようにどれが信頼に足る情報を持つ組織なのかわからないのでリンクはつけていません。検索すればすぐにみつかるでしょう。 使用されている映像も沢山あるようですが、ただ、この成語の通り「お前が言うか!」みたいな者が「賊喊捉賊」の成語を利用している映像もあるのでせっかくこのページを訪れてもらって不愉快な映像を紹介し見てもらっても趣旨と違うので自分で探してみるといいでしょう。 会話の中でこの言葉を使用する機会はあまりないと思いますが、どういう場面が想定されるか考えたら、例えば 「部下に失敗をなすりつける上司」、「害の少ないと思われる無関係な社員をスケープゴートにする企業」、「盗人が仲間割れを起こし別の盗人に罪を被せる」、 「影で悪さをし別の友人に責任転嫁する友人のふりをした悪人」 等々と枚挙ににとまがありません。 英語ではどう言われているのか調べてみましたが、どれが一般的なものかわかりませんでした。というか恐らく決まった言い方は無いと思われます。 ざっとみたところ、 A thief shouting thief; A thief shouting "thief thief!"; A thief crying "stop thief";   ただ、似たような表現はあります。 bark up the wrong tree :獲物を追い詰めたつもりになって間違った木に犬が吠える →見当違いの非難をする