スキップしてメイン コンテンツに移動

wave a dead chicken無駄だとわかっているが・・

3月25日国連指定「奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー」

  • オリジナル原稿は2017年3月15日作成。
3月25日は国連が定めた“International Day of Remembrance of the Victims of Slavery and the Transatlantic Slave Trade”「奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー」。

こちらが公式サイト。内容はけっこう充実しているようです。

https://www.un.org/en/events/slaveryremembranceday/

いつものように英語学習を兼ねて、トップページを読んで訳してみた。

400年以上1500万人以上の男性、女性、子供たちが痛ましい大西洋間の奴隷貿易の被害者となり、人類の歴史の中でもっとも暗黒な出来事の一つとなっている。

毎年3月25日に“International Day of Remembrance of the Victims of Slavery and the Transatlantic Slave Trade”「奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー」は残忍な奴隷貿易の手によって苦しみ死んでいった人々を思い出し、敬意を示す機会を提供する。この国際デーはまた今日における人種差別と偏見の危険性について意識を高める事も目的とする。

永久に被害者の名誉を示すためにmemorial(記念碑)がニューヨーックの国連本部に建立されている。The unveiling(除幕式)が2015年3月25日に催された。記念碑に選ばれたデザインはRodney Leon氏(ハイチの家系を持つアメリカの建築家)によるThe Ark of Returnで、国際的なコンペを通して選ばれ、2013年9月に発表された。

参照:RODNEY LEONサイト

ざっとこのような事が書かれていますが、誤訳もあるかもしれませんし、まだまだ他にも色々と書かれていますので、関心のある方は直にお読みください。

大西洋間に関する話ですが、日本で何かイベントがあるかというと少し古いですが、こういうのもあったようです。

参照:国際労働機関:ILOオンライン・イベント:映画『それでも夜は明ける』主人公子孫とライブ・チャット

ですが基本的には少ないですね、Google検索で日本語の表題を打って“ニュース”で調べても一件もヒットしませんでした。ただ目的の一つが人種差別や偏見についての意識啓発なので日本にも関係する話だとは思います。

日本に限った話ではないとは思いますが、固定観念として人種差別というとマイノリティや発展途上国の人々、偏見というとそういう人たちに対する思い込みなどがありますが、実際にはそれが主要なテーマだったとしてもそれは問題の一部であり、まさに偏った見方だと思います。

実際によく見かけたのが、移民の貧困へは関心を示しつつ、同様に貧困にある国内の隣人には目を向けないどころか逆差別発言を繰り返すとか・・例えば先進国で生まれたのだから楽だろうという思い込みによる偏見とか・・。例えばある国の大統領は月給12万に落としたらしいですが、それでもその国で暮らしている人たちよりはるかに高い。逆に東京で12万で財産も何もなく暮らすとかなり厳しい生活。物価が違うので当然です。ではその国での労働と日本の労働と比べてどうか?日本も超長時間労働、隠し残業、過労死、貧困と問題だらけです。

そんな中で弱者を利用したセルフプロデュースに見える人も多い。

要は実態を調べず最初から除外対象がいて、思い込みで決めるつけることが偏見、人種差別。

人によってはわかっていて偏見、人種差別をやる人もかなりいますが、それはなおいっそうひどいというか、人として卑しい。

  • tragic:悲壮な、悲惨な、痛ましい
  • transatlantic:大西洋の向こう岸の、大西洋横断の
  • brutal:冷酷な、残忍な、粗野な
  • at the hands of:のせいで、の手によって
  • permanently:永久に、いつまでも
  • erect:建てる,建設する
  • memorial:記念物、記念館、記念碑
  • unveiling:ベールを取る、おおいを除く、除幕式
  • take place:起こる、行なわれる、催される
  • Haitian:ハイチ(人)の
  • descent:家系、系図、 血統、降下、下山、襲来、急侵入
  • architect:建築家、建築技師、設計者
  • raise awareness:意識啓発
  • bigotry:(文化や風習等に対する)偏狭、偏執

3月25日国連指定「奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー」



コメント

このブログの人気の投稿

ドコモAndroidスマホ上のカレンダーをPCのgoogleカレンダーと同期させたい時

おそらくここに辿り着くくらいだからよほど求める答えがネット上には転がっていなかったドコモユーザーだろうと思う。 できなかったユーザーをまとめると、 スマホで相手と話しながらPCのカレンダー上でスケジュールを確認したいのにスマホのカレンダーと同期していないのでスケジュールの内容がスマホとPCで一致しない。 スマホ上ではGoogleカレンダーにcom.android.nttdocomoを同期させてスマホ上ではきっちりカレンダーに表示されているのにPCからGoogleカレンダーを見ても全く反映されていない。 Googleカレンダーから自分のスマホに招待状を送ってみたが、どうも違うらしい。 ドコモカレンダーのストレージ等をやってみたが関係なさそうだ。 といったことをやってみたと思われる。 *便宜上ここではドコモカレンダーと書いているがアプリ名は「スケジュール&メモ」。 おそらく今までは スマホホーム画面に初期設定のドコモカレンダー を表示させていてそこに随時相手と話しながら予約や約束時間をその場で入力できるようにしていたのではないだろうか。 結果的にはドコモカレンダーはPCのグーグルカレンダーには(これを書いている時点では)同期できないようなんだが、ここは逆転の発想で Googleカレンダーを常にスマホホーム画面に表示 させ予定ができた時はそこに予定を書き込めばいい。 そうするとスマホで予定を記入したGoogleカレンダーの内容とPC上で見られるGoogleカレンダーが完全に一致でき、 スマホで誰かと話していてもPC上でスマホのカレンダー内容と全く同じ内容のものが見られる ので、間違いを心配する事なくまた予定が重複するミスも減らす事ができ充実したカレンダーライフを過ごす事ができるのだ。 スマホのホーム画面にGoogleカレンダーを表示させる方法 参考までにスマホのホーム画面にGoogleカレンダーを表示させる方法は、(あくまでAndroidスマホではの話だが)ホーム画面上で空きスペースを確保しそこで長押しすると「ホーム設定」「ウィジット」「壁紙」等が表示されるはずだ。その「ウィジット」を選択すると選択肢の中にまさにそのGoogleカレンダーが「カレンダー」という名で表示されているのでそれを選択肢空きスペースにおけばいいだけだ。(どうやらカレンダーのサイズは調節できるらしい)

決してしないthe last man to doとは

2023年1月追記。 the last A to B については下記過去の説明文を見ていただけたらいいと思うが、この"the last (man)"には慣用句(idiom)で使用されていて正確には "to the last (man)" だが、意味としては 「最後の一人まで一人残らず死に至るまで、全員尽く(ことごとく)、一人残らず」 のような意味合いがある。言い換えるなら "until every person is dead, until all the men in a group are defeated". など。 例えば、 They pledged themselves to fight to the last man.(彼らは最後の一人になるまで戦う事を自身に誓った) ちなみに "to a man"も似たような意味で「一人残らず」 といった意味合いになる。ただ英英辞書では "to the last (man)" の説明文に「ある集団が一人残らず死に至るまで」と書かれている事がこの時点では若干多い印象があるのに対し "to a man"は単に 「ある集団が一人残らず」にとどまっている事が多い印象を受ける。 オリジナル原稿は2015年11月28日作成。 the last A to Bとは直訳すると「Bをする最後のA」という事で「決してBしないA」という意味になる。 例えば、 He is the last man to run away from that.(彼は決してそれから逃げたりしない) I am the last man to shut out the sight.(私は決してその光景から目を背けたりしない) ちなみにthe last A that Bという言い方もある。 例えば、 The CEO is the last person that I want to see now.(CEOが今一番会いたくない人だ)

賊喊捉賊(ぞくかんそくぞく)とは賊が他人を賊呼ばわりして捕まえろと叫ぶ

賊喊捉賊(zéi hǎn zhuō zéi)(ぞくかんそくぞく) とは「 賊が他人を賊呼ばわりして捕まえろと叫ぶ」 *簡体字:贼喊捉贼 つまり 「 泥棒など悪事を働いた者が逃げ切るために或いは善良を装って人を騙し他人の誰かをスケープゴートにして『あいつが泥棒だ!』『あいつは嘘つきだ!』等々真実性のある言い方をもって大勢の目を無実の人間に振り向ける事」 を言います。 *別の小物の泥棒に注意を向けさせ大物の泥棒が逃げる場合にも使用される事があるのではないでしょうか。 とにかくむちゃくちゃ悪い奴です。 発音は中国サイトであるようですが英英辞典サイトのようにどれが信頼に足る情報を持つ組織なのかわからないのでリンクはつけていません。検索すればすぐにみつかるでしょう。 使用されている映像も沢山あるようですが、ただ、この成語の通り「お前が言うか!」みたいな者が「賊喊捉賊」の成語を利用している映像もあるのでせっかくこのページを訪れてもらって不愉快な映像を紹介し見てもらっても趣旨と違うので自分で探してみるといいでしょう。 会話の中でこの言葉を使用する機会はあまりないと思いますが、どういう場面が想定されるか考えたら、例えば 「部下に失敗をなすりつける上司」、「害の少ないと思われる無関係な社員をスケープゴートにする企業」、「盗人が仲間割れを起こし別の盗人に罪を被せる」、 「影で悪さをし別の友人に責任転嫁する友人のふりをした悪人」 等々と枚挙ににとまがありません。 英語ではどう言われているのか調べてみましたが、どれが一般的なものかわかりませんでした。というか恐らく決まった言い方は無いと思われます。 ざっとみたところ、 A thief shouting thief; A thief shouting "thief thief!"; A thief crying "stop thief";   ただ、似たような表現はあります。 bark up the wrong tree :獲物を追い詰めたつもりになって間違った木に犬が吠える →見当違いの非難をする