- オリジナル原稿は2020年5月21日作成。
これは非常に似ており、いわゆる異形同音異義語(homophone)なので、とても覚えづらい。実際一旦覚えてもしばらくすると忘れたりする。そして英語で検索しても同様に覚え方で困っている人が多いようなので、これはよっぽど覚えづらい単語の一つ(二つ)だと思う。しかもわりと記事などで見かける。
実際どういう発音か発音記号と共にそのリンクも貼っておいた。
horde(UK/hɔːd, US/hɔːrd)
hoard(UK/hɔːd, US/hɔːrd)
イギリス英語、アメリカ英語の違いはあるものの、それぞれ発音が全く同じだ。
参考までに意味を書いておくと以下のようになる。
horde=「(可算名詞)大群、多数、(自動詞)群がる、群落になる」
ちなみに”a horde of people” “hordes of people"でも同じ「大勢の人々」。
例:Hordes of locusts made crossing the border difficult.
※locust「バッタ、イナゴ」は可算名詞
hoard=「秘蔵、宝庫、貯蔵物、買い溜め、(他動詞)貯蔵する、退蔵する、(自動詞)買いだめする」
この動詞の意味合いは「大量のものを集め、しばしば内緒の場所に自分のために蓄えておく」的な意味があるようだ。
例:They began hoarding food and clothing.
これらを最初は唯一の違いである”e “や”a”などで覚えようとしたがしばらく経つとどちらが”e “でどちらが”a”か分からないばかりか、下手すれば”e “も”a”も同じ単語の中に混ぜてしまい新しい単語が誕生してしまう事もある。
ただ“e “や”a”はこの二つの単語の間では共存できない、とだけは覚えておいたらだいぶ違うと思う。
a horde of people (大群)でショッピングモールに押し寄せても緊急時には全員がマスクをhoard(買い溜め)はできない。
“Horde“の中には非常時にショッピングモールに入りきれず、”e-commerce”でマスクを購入する人もいるだろう。
しかも”Horde”の”ord"を塊で見ると、”o"が頭、”r”が腕、”d”が足に見えてくる。
なのでこれらからイメージできるものは、
Horde= 大群=必ずしも人ではないが人に見えてくる。
逆に“hoard”(貯蔵) は両端が“h”と”d”で高い柱に遮られて何かに守られている感じだ。
まるで
“h”と”d”で高い柱=HD=hard disk=hoard=貯蔵
早朝の“hoard”(宝庫)の周りには”h”と”d”の柱があり、その向こうには“hoar”(霜)しか存在しない。
しかも“hoard”(貯蔵)は管理がしっかりしていないとそのうち“hoar”(カビ臭く)なってしまうかもしれないから大変だ。
なので、“hoard”(買い溜め)したものをしっかり“hoard”(貯蔵)する為にはしっかりと知識を“hoard”(蓄積)しないといけない。
※ちなみにほとんどの人はヘンリー・フォードという名前を聞いた事があるかと思うが、アメリカのあのフォード・モーターの創設者だ。この人の英語は”Henry Ford” となる。
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