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wave a dead chicken無駄だとわかっているが・・

had better doをわかったほうがいい

had better doをわかったほうがいい
オリジナル原稿は2015年11月3日作成。

had better+原形〜とは「〜したほうがよい」という意味で、文章は過去形でも意味の上では過去の事ではない。

また、”should” よりも”had better” のほうが強い言い方とされていて、「何かそのようにしないと悪い結果が待っているので、ぜひそうしなさい、そうしないといけない」という強い提案が含まれる。

“had better” と次の動詞の間には"to"は入れない。

正解→”had better do”
  • You (had better) do so.(君はそうしたほうがいい)
  • We (had better) go to school.(私たちは学校にいったほうがいい)
つまり”had better” は一塊なのだ。
  • You do so.(あなたはそうする)
  • We go to school.(私たちは学校へ行く) 
had betterの場合は必ずhad better+原形になる。
なので否定文は以下のようになるので注意しないといけない。
  • You (had better) not do so.(君はそうしないほうがいい)
  • You don’t do so.(あなたはそうしない)

正解→”had better not do”

We (had better) not go to school.(うちらは学校にいかないほうがいいよ)
ちなみにこの「〜したほうがよい」という用法でhas betterや having betterは間違い。
informal ではつまり口語などでは上記の文は以下のように短縮される事が多いので、インターネットやそれ系で聴くと、そのような言い方を聴く事もあるかと思う。
  • You’d better do so.(君はそうしたほうがいい)
ちなみに”had better” の代わりに”had best(〜するのが一番良い、〜した方が良い)”も”informal” なシーンではよく使用されるが、“had better”よりもわずかに弱い表現とされている。
She’d best leave right now because I think this area is really dangerous.
疑問文にした場合の”had better”は主語(subject)と”had” の順番を入れ替える。意味的には”should” とほぼ同じで、より”formal” な意味合いを持っている。
Had someone better do
Had I better go to his office first before I meet her?
しかし、より使用される疑問文は否定形を用いた提案で”hadn’t someone better do?”「〜したほうが良くない?」
“hadn’t someone better do?”「〜したほうが良くない?」
Hadn’t we better save the file? The earthquake might happen again.
気をつけたないといけないのは、似た表現で” be better to (do/be)” “be best to do”
これらはより”general suggestion”一般的提案だ。
It is better to go there.「そこに行く方が良い」
“preferences”「好み・選択」について述べる時は”had better” は使用しない。”would rather””would prefer to” を用いる。
I’d rather get a train.「むしろ電車のほうがいい」
I’d prefer to get a train. 「どちらかといえば電車がいい」(例えば他の交通手段が遅延で)
※”would rather” の”would” は助動詞なので次には動詞”get”が続くが、”would prefer” の”prefer” は動詞なので続いて同じ動詞”get” は置けない。そして”rather” は副詞である。
ちなみに”prefer to do” “prefer doing” は微妙に意味が違う。
I’d prefer getting a train.「どちらかといえば電車がいい」(通常の状態ではどちらがいいか)
※注意すべいことは”had better” には強い提案はあっても「義務・要求」などの意味は含まれない。その場合は”have to” “must” “have got to” などを使用する。

コメント

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