- オリジナル原稿は2016年8月22日作成。
この男、社会にはよくいる表は清々しく裏ではブラック企業の社長であった。まさに人生を謳歌し、欲しいものは手に入れてきた男。
社内で気に食わない事があると、すぐに部下たちを怒鳴り蹴散らし、一方では社長に忠誠を誓う者、持参金を持ってくる者なら誰でも重宝していた。いわゆる守銭奴であった。
ほんのわずかな寄付もメディア戦略は欠かさず、お金が何倍にもなって戻ってくる事を見込んでのことだった。いったい誰に教わったのだろうと人々は裏で噂をしていた。そこが彼の天才的な詐欺手腕だ。
しかし幽霊的彼女にとっては、そんな彼は3時のおやつにはぴったりの獲物でしかなかった。
最後は幽霊的彼女によって地獄行きを決定づけられたのだが、地獄でも相変わらずのようである・・・。
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2020年5月1日、彩色バージョンと差し替えました。
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